二次障がい~発達に対する理解の大切さ~
みなさんこんにちは、こどもプラスつくば吾妻教室の夏目です
しばらくの間それぞれの障がいの特性やサインについてお話させていただきました。今回は「二次障がい」についてお話させていただきます。
二次障がいとは
二次障がいについての定義はないとされています。今回は、発達障がいやグレーゾーンの子どもの特性を理解されないことや周囲の間違った対応が継続された結果子どもの心身に起こる二次的な問題や障がいを二次障がいとして考えていきます。
発症時期
思春期に発症することが多いといわれています。いじめが増えるのもこの時期です。発達障がいやグレーゾーンの子に限りませんが、第二次性徴による性ホルモンの急激な増加が思春期の子どものトラブルを起こしている面もあると考えられています。
原因となる発達障がいの状況
- 自閉症スペクトラム症の場合
コミュニケーションがうまく取れないことや、こだわりが強くわがままな人と思われ孤立する時間が増えることがあります。
- 注意欠如・多動症
怠けている、努力が足りないと思われることがあります。また多動性の特性から集団になじめず親や責される機会が増える傾向があります。
- 学習障害の場合
自分なりに頑張っても結果につなげることが難しいため、無力感を感じることもあります。
二次障がいの兆候としては小学校高学年以降に多く見られますが、小学校低学年でもその兆候が見られることがあります。例えばかんしゃくを起こしたり何に対してもやる気がないように見えたり、自己否定の言葉を発することが増えたりするなどです。
これらを防ぐためのは子供の特性を理解して環境を整えてサポートし、少しずつ成功体験を積み重ねることが必要です。
二次障がいの兆候が見られた場合やすでに症状が出ている場合は、まず子どものとの信頼関係を取り戻すことが重要です。必要であれば専門医に相談しましょう。
教室の様子ご紹介
夏といえば。。。スイカ割り
大きなボールを使ってスイカ割りごっこ
スイカ割りごっこをした後はスイカを食べました!
夏野菜カレー
自分たちでよそりました
教室名:療育的な運動支援を提供する発達支援教室“こどもプラス”
住所:〒305-0031 茨城県つくば市吾妻3-7-15パレス柴原101
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