総合療育センターつくば東教室
事業所での療育の紹介~指先運動~
2022.04.16
こんにちは。(*^^*)
総合療育センターつくば東教室です。
暖かく気持ちの良いほがらかな気候が続いています!(^^)!
療育紹介~指先の運動~
私たちの事業所では、児童たちが色々な経験をし、色々なことができるよう様々な療育を行っています。その中で今回は「指先運動」についてお話します。
指は、私たちが思っている以上に様々な作業に使われています。まず単純に食器、工具の使用といった小物を扱う作業もそうですし、逆に大きなものを持つといった時にも、指は掴む、支えるといった挙動に使われます。
これから先生きて行き、ひいては社会へと出ていくとなった時、指先の運動という小さな運動とてとても大事なものなのです。
具体的な内容
「指先の運動」という名のこの療育は文字通り、指先の運動機能を強化することを主目的とした療育です。しかしそれだけでなく、指先を使った細かい作業による脳の活性化や、細かい作業を行うための集中力の獲得といった副次的な効果も期待でき、効率的な療育を行うことができます。
内容として、箸での豆の移動、おはじき、小さな穴へのストローの挿入、といったものがあります。
これら三つの作業には、それぞれ意味があります。箸は、強い力を入れれば豆が滑り、弱い力では持ち上げられないため、細かな力の加減を。おはじきは、強くはじく、弱くはじくことによる激しい大小差での力の加減を。ストローは、入れようとするときに震えるのを抑え、正確に穴へと通す指先の感覚を鍛えることができます。
最後に
球技や体操といった粗大な運動はもちろん大切ですが、今回のような微細な運動にもとても大切です。
ないがしろにすることなく、児童のよりよい未来の為にも、大切にして行きましょう。