総合療育センターつくば二の宮教室
自閉症の子から学ぶ図形感覚「模写から身に付ける方法」
2022.03.21
みなさん、こんにちは!総合療育センターつくば二の宮教室です。
今日は教室で取り組んでいる「模写」についてお伝えしたいと思います。
模写って聞くと、どんなイメージを持たれますか?
学校でもあるように、文字を一生懸命ノートに写して、、、を想像する方もいるでしょう!!
今回は、図形を移すことにスポットを当ててみましょう!
題して!
≪模写~図形偏~≫
図形って意外と書くとなると難しいんです。
これは、子どもたちに図形感覚が養われているかを判断する1つの材料として行われますが、丸〇、三角△、真四角▢、長四角▭、ひし形◇の5つの基本図形の模写が知られています!
≪その中でも「ひし形」をどの程度正確に描けるかどうかが大きなチェックポイントとなるのです!≫
三角、四角から一歩進んでひし形をうまく描くには、平行な斜めの線を2組書かなければならず、線4本すべてが斜めである点が難しく感じてしまうのです。。
これは大人でも難しい。。と感じてしまうのは私だけでしょうか??
子どもたちは一生懸命に図形を見ながら書いていますよね(^^)/
先生に手伝ってもらいながら書いてみてはいますが、上手に書けたかな??
三角だけや丸だけの図形では簡単すぎてしまうなぁと感じた際には、
ぜひ☆の形や、♡の形、図形どうしを重ねたものでもチャレンジしてみましょう!
難しいものになると、立方体がおススメです!
立体の奥行きを表す「斜めの線」を把握することが出来れば、図形をしっかりとイメージ出来ている証拠です(^^)/
ぜひ、ご自宅でも行ってみてください(^^♪